
さる3月16日(日)、冷たい雨のそぼ降るなかご来場くださった皆様、大変ありがとうございました! おかげさまで私たち上越交響楽団は、第90回定期演奏会を開催、終演することができました。
新型ウイルス禍での中止や延期を重ねた数年間を思い起こすたび、演奏会の本番当日を迎えることができるのは小さな奇跡なのだと感じ入ります。たびたび当団の演奏会にお越しくださっているお客様のなかにはお気付きの方もいらっしゃったかもしれませんが、実は今回、プログラム全曲のティンパニを担っていたメンバーが演奏会2日前に病欠確定となってしまいました(今は全快しております!)。
複数名いる弦楽器パートでしたら、乱暴な話、ひとりやふたり欠いたとしても演奏会は成立します(実際にそういう回も過去にありました)。管楽器は基本的には皆それぞれにソロを担当していますが、それでも「同じ楽器の人が何人かいる」状態ですので、多少の無茶はあっても代奏は立てられます。
しかし打楽器に関しては、「打楽器パート」とまとめて呼びこそすれ、メンバーそれぞれに担っている「楽器」自体が異なります。しかも打楽器のなかでもティンパニは「ティンパニ&パーカッション」と独立して呼ばれるくらいに打楽器群のなかでも特異な存在で、その音色の通りオケの「心臓」のような存在なのです。
今回、上越交響楽団は「心臓」がいない……⁉︎ という状況でした。
指揮者の長谷川先生から「三溝先生(コンサートマスター)に指揮を代わっていただいて、私がティンパニをやりますか」というウルトラCなご提案もあったほど、ティンパニがいないとオケ曲は曲にならないものなのです。
しかしそんな大ピンチを救ってくださった救世主、流浪の(?)ティンパニスト上原さんに団員一同からの大きな大きな謝辞をお送りしたいと思います。本当にありがとうございました!
本番前日の朝6時半に事務局から代打依頼のご連絡をし、まさかのOKをいただき、怒涛の2日間。正味2回の練習で本番をやりきってくださったその技術力と胆力に、心より感謝と称賛を捧げます。アンコールのイントロでは、舞台床板が割れんばかりの大迫力でした…‼️👏‼️😭‼️👏‼️😭‼️👏
そしてこの日のために研鑽してこられた、本来の私たちの「心臓」=Iさん、ご一緒できず本当に本当に残念でした。この寂しさ悔しさをぜひ次回9月に向けて、よろしくお願いいたします!!💪💪💪
そしてやはり演奏会本番に欠かせない人、それはお客様の皆様です。ぜひ、またのご来場をお待ちしております!
〜 次回のご案内 〜
第91回 定期演奏会
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- 日 時 2025年9月21日(日)14:00開演
- 会 場 上越文化会館 大ホール
- 入場料 1,000円(高校生以下 無料)
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曲 目
- ムソルグスキー(ラヴェル編曲)/組曲「展覧会の絵」
- ハイドン/交響曲 第104番
- エロール/歌劇「ザンパ」序曲 - 主 催 上越交響楽団